書籍「住まいの解剖図鑑」を読んだ感想

2017年2月7日

こんにちは。古田建設 Web担当の古田由美子です。
今回は初めて書籍のレビューにチャレンジしたいと思います!

今回読んだ本は「住まいの解剖図鑑」 絵と文:増田 奏です。
(出版社:エクスナレッジ)

この本を選んだのはamazonのレビュー数が多かったことと
近所の本屋さんに置いてあったことでした。
ネットで見てほしいと思ったときにお店屋さんにあると
少し運命を感じますよね!

内容の紹介
家づくりに携わる設計士や大工、現場監督なら「あたりまえ」と思うような
ふつうの住宅で使われる空間や装置について
誰にでもわかりやすく解説してくれています。
例えばドアの開き方ひとつとっても
どうしてこの方向に開くように設置するのかと丁寧に解説してあります。

印象に残ったところ
私は「断熱」について書かれている部分が印象に残りました。
家づくりに携わっていれば当然「断熱」が大切なのはわかります。
ただそのことをうまく説明するのは難しいと思います。
この本にはとっても丁寧に断熱についても解説してあります。
お客様にもうまく説明できるようになるかも?です。

おわりに
家を設計する時、時間や空間、お金の問題から
すべての希望をかなえることは難しいことです。
ほかを「CUT」して大切なものだけを「GET」する
判断力と決断力が必要になります。
この本の中にはその判断基準のヒントになるようなことが
たくさんちりばめられています。(本の中からの抜粋)

この本は著者もはじめに書いているように
・住宅設計を学ぶ建築系の学生 や
・これから自宅を建てようとする一般の方
におススメの本だと思います。
設計士さんや担当者さんとの打ち合わせの前に読んでおくと
相手の言っていることや設計図面を理解できるだろうし
打ち合わせ中何度もやってくる二者択一の判断を迫られる時
助けになってくれるかもしれません。
とても読みやすい本ですので
家づくりをご検討中の方はお手に取ってみてはいかがでしょうか?

本の詳細はコチラ